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第5回 マンボウガイ(万宝貝)のおはなし

5回は、貝なのにマンボウ?トウカムリガイ科のマンボウガイ(万宝貝)です!

マンボウガイという名前を聞くと魚のマンボウを想像してしまいがちですが、魚のマンボウではなく「万宝」の字をあてる、なんとも縁起の良さそうなネーミングの貝です。かつては「マンネンガイ(万年貝)」という名が付けられており、こちらの名前でご存知の方も多いかもしれません。大きいものでは殻長15 cmを越え、ゴツゴツとした外見には似つかない艶やかな肌が大変美しい貝です。貝殻は非常に重厚かつ堅牢で、その形状ゆえに海外ではレッドヘルメットシェルの名で呼ばれています。熱帯インド洋-西大西洋、および紀伊半島以南に分布していますが、日本近海での採集は難しいようです。稀に沖縄や高知で採集されることがあります。

さて、このマンボウガイですが、実はカメオの原料として有名な貝です。特に本種を含む貝殻を原料とするシェルカメオは、ルネサンス期以降のヨーロッパで盛んに制作されるようになったそうです。その技術は現在も脈々と継承され、時代を越えて人々に愛され続けています。

余談ですが、今回のエッセイの執筆にあたりカメオについて少しだけ勉強しました。その結果、込み上げてくる「どうしても今すぐに実物を見たい」という衝動は留まる所を知らず、オークションで中古のシェルカメオを買ってしまう始末。貝のコレクションと同様に一つとして同じものが存在しないカメオは、どうもコレクターの心をくすぐる甘く危険な香りを漂わせています…笑。

【マンボウガイ】

【シェルカメオ】

水産大学校 研究科  安田 風眞

‐ マンボウガイの商品ページ ‐

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