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第7回 ホラガイ(法螺貝)のおはなし

 この貝は、言わずと知れた非常に有名な貝ですね。本種は紀伊半島・八丈島以南、熱帯インド-西太平洋のサンゴ礁に生息しています。殻長は大きなものでは40 cmに達する本邦最大の巻貝です。殻表に現れる鮮やかなヤマドリ模様に加え、特に大型個体に見られるよく張り出した体層とスラリと伸びた螺塔の堂々たる姿には、まさに「これぞ、巻貝!」という王道を行く美しさがあります。

また、断腸の思いで殻頂部を切断して歌口(マウスピース)を取り付ければ、驚くほど大きな重低音を響かせる法螺笛へとたちまち生まれ変わります。このことから「ホラを吹く」という慣用句の語源となったことはあまりにも有名なエピソードですね。ならば吹いてみたいと思うのが人の性というもの。かく言う私もその例外ではなくマイ法螺笛を所有しておりますが、一度吹けば華々しく合戦を駆ける戦国武将へと、またあるいは厳格な修験者へと思いを馳せ、ぴしりと背筋が伸びるような気持ちになります。

ホラガイは飾ってよし、吹いてよしとまさに「一粒で二度おいしい」究極のインテリアですが、思いの丈を込めて吹いた際にご近所付き合いに及ぼす影響については、当方は補償いたしかねます。どうか用法にご注意のうえ、充実したホラガイライフをお送りください。笑

   

安田 風眞

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