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第17回 ウシノツノガイ(牛の角貝)のおはなし

17回目は、今年の干支にちなみタケノコガイ科のウシノツノガイ(牛の角貝)です! 

ウシノツノガイは紀伊半島以南、熱帯インド-西太平洋に分布しています。貝殻はタケノコガイ科の名に恥じぬ、まさしくササのタケノコにそっくりな形状をしています。しかし、あくまで私見ですが、名前の由来を「なるほど!確かに!」と納得できる貝が多いなかで、本種はどうも牛の角との相関が見つけられません…。今後明らかになりましたら改めて報告します。

そんなことはさておき、本種の貝殻は個体差こそありますが、特に美しい個体ではいつまでも撫でていたくなるほどに、螺塔先端付近までおとなしく品のある光沢を放ちます。そして滑らかな淡黄色の地に濃褐色の斑点が規則正しく並び、シンプルな貝殻の形状に素晴らしいアクセントを与えます。 また殻口外唇はカミソリのように薄く鋭くなることがあり、取り扱いの際には注意が必要です。

 タケノコガイの探し方はコツを掴むととても簡単です。日中は砂に潜っており姿を見ることは難しいのですが、彼らが夜間に活動していた足跡、砂地の上に引かれた砂紋(波の跡)とは明らかに異なるラインが海底の砂の上にくっきりと残ります。これを辿っていき、足跡が途絶えたところを掘るとタケノコガイが出てきます。そして海のタケノコ堀り最大の魅力は、掘り起こすまで何が出るか分からないという点でしょう。本科最大種であるリュウキュウタケが、舞い上がる砂煙の中からその重厚な姿を現した時の情景は今でも昨日の出来事のように思い出すことが出来ます。

安田 風眞

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